大宜味村バラバラ殺人事件

沖縄ジャンヌダルク

2017年01月08日 23:01

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※容疑者は那覇市在住(当時)の暴力団関係者(52)らしいが、なぜか氏名などの個人情報は隠蔽されている。


2008年12月20日午前7時半ごろ、沖縄県大宜味村(おおぎみそん)の男性が「自分の畑に大きな穴が掘られて埋め戻された跡がある」と近くの駐在所に通報する事件が起きている。



県警名護署員が同村田港(たみなと)の畑に駆けつけると、スーツケースとスコップが放置され、地面に複数の血痕があった。
畑を掘ったところ、30~40センチ下から黒いビニール袋に入った成人男性の切断遺体が見つかった。

遺体には暴行された跡があり、県警は殺人、死体遺棄事件として名護署に捜査本部を設置した。

調べでは、遺体は黒いビニール袋で何重にも巻かれ、同じ黒のビニール袋に入れられていた。腐乱はしておらず、顔や体に殴られた跡があった。身元の特定につながる所持品はなかった。

現場は山林の中の畑で、周囲に人家はほとんどないという。

司法解剖の結果、遺体は首、両腕、両脚が切断されていたことが21日、分かった。両腕、両脚は付け根部分から切断されており、同じ袋から見つかった。県警名護署捜査本部は身元の確認を進めている。

男性は同県北谷町に住む自営業の男性(50)であることが22日、県警名護署捜査本部の調べで分かった。男性は11月末から連絡が取れない状態で、今月8日に家出人捜索願が出されていた。

調べによると、男性は1人暮らし。実兄が11月29日午前に電話で会話したのを最後に、連絡が取れなくなった。捜査本部が自宅を捜索したところ、荒らされた形跡はなかったという。


1)県警特別捜査本部は、窃盗容疑で今月十七日に逮捕した暴力団関係者の五十代の男=那覇市樋川=が同事件にかかわった疑いが強まったとして、殺人や死体遺棄の容疑でも調べる方針であることが十九日、捜査関係者の話で分かった。捜査本部は同日中に男を窃盗容疑で送検する。

2)被害者の顔に殴られたような打撲痕が確認されたが、遺体が切断されていることなどから死因は特定できなかった。また遺体の両腕は見つかっていない。

3)また現場の畑周辺に犯人が穴を掘る際に使ったと見られるシャベル二本があったことから、複数犯との見方を強めていた。現場に残った遺留品から指紋が検出され、男が事件に関係したとの疑いが浮上したという。

4)県警特別捜査本部は十九日までに窃盗容疑で那覇市樋川の暴力団関係者(52)ら男二人を逮捕、送検した。
捜査本部は十七日に二人を窃盗容疑で逮捕し、関係先の那覇市内のアパートを捜索した。

5)捜査関係者によると、男のうち一人は被害者の銀行口座から現金を引き出していた疑いが持たれている。
捜査関係者によると、被害者の銀行口座から数回にわたり現金数百万円が引き出されていた。

6)被害者の自宅アパートから血液反応が出ており、殺害や遺体切断が自宅内で行われていた可能性がある。

7)県警特別捜査本部は二十日までに、被害者の口座から金を引き出したとして新たに窃盗容疑で男一人、別の容疑で女一人をそれぞれ逮捕した。



県警名護署捜査本部は9日までに、死体遺棄容疑で那覇市樋川の無職男性容疑者(52)ら3人=窃盗容疑で逮捕、処分保留=を再逮捕した。同容疑者は、被害者と商売上の関係があったという。
ほかに再逮捕されたのは、同所、無職男性(56)、福岡市東区筥松、同男性(44)両容疑者。
調べによると、3人は共謀し、昨年12月上旬ごろ、大宜味村の畑に被害者の切断遺体を遺棄した疑い。


県警名護署捜査本部は18日、被害者の死体遺棄事件に使われた車を廃棄しようとしたとして、証拠隠滅容疑で同県浦添市前田、自動車板金工の男性容疑者(54)を逮捕した。「事件にかかわった車両とは知らなかった」と供述しているという。
同容疑者は、死体遺棄容疑で逮捕されている無職男性容疑者(52)の知人という。


切断遺体が見つかった事件で、県警特別捜査本部は2日、男性を殺害しキャッシュカードなどを奪ったとして、那覇市樋川の無職の52歳男(死体遺棄罪で同日起訴)を強盗殺人容疑で再逮捕したと発表した。容疑者の認否について、県警は「捜査へ多大な影響がある」として明らかにしていない。

捜査本部は、容疑者は遺体を被害者の自宅内で切断したともみている。
容疑者の犯行と特定したことについて、刑事部長は「関係者の供述や物証、裏付け捜査によって立証したが、捜査に支障があるのでそれ以上は言えない」と説明した。殺害方法や死因、両腕と残りの遺体部分を分けて遺棄したことなどについても、同様の理由で明言しなかった。
また、これまでの逮捕者と被害者の接点は捜査中とし、被害者が静岡県から来県した2006年以降に知り合ったとみている。
那覇地検は2日、容疑者と共に無職の56歳男(同)を死体遺棄罪で起訴した。起訴状によると、両被告は昨年12月2日、被害者の遺体を発見現場の畑に埋めたとされる。
同事件をめぐり、県警による逮捕者は8人に上る。死体遺棄罪2人のほか、被害者の口座から現金を無断で引き出したとして、52歳容疑者を含む3人も窃盗罪で起訴された。死体遺棄容疑では別の男1人も逮捕、送検されている。

来県した直後に住んでいた被害者の住宅兼雑貨店と一部逮捕者の各自宅は約250メートル以内の距離にあり、同地域で知り合った可能性もある。被害者は08年6月末に北谷に引っ越した。
 


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